吹いたり吸ったりすることの大切さ(子育て情報)


乳児の時には母乳を飲むための本能として吸う力はありますが吹くことは学習して身についていくようです。乳児におもちゃのラッパをはじめて渡した時には吹くことができないですね。
ブーと口の中の息を吐いて遊んだり吹くことを覚えていきます。お子さんはストローでコップの水をブクブクと泡を立て楽しんだりしていませんか。コップの中のものが飛び散りご家族の方は困ってしまった事もあるでしょう。でもお子さんにとっては息を吸ったり吐いたりすることの行為は言葉を発する準備として大切な学習を重ねているのです。口の動きも柔軟になって発語へとつながります。
昔の玩具には、吹いて遊ぶものが沢山あります。吹きもどし、シャボン玉、紙風船等、自然と子どもたちは吹いて遊び能力を付けていたのですね。是非ご家庭で取り入れてみて下さい。
みやま幼稚園では年中組になるとピアニー(鍵盤ハーモニカ)を保育の中に取り入れています。
ピアニーは吹きながら鍵盤を押して音を出します。2つの動作を一度にすることも脳への良い刺激を与えています。